2022年4月15日
ー世界の見方は変えられるー ハナムラチカヒロ著 河出書房新社 ”まなざし(風景異化論)の研究者でありランドスケープアーティストである著者は、なぜ世界は一向に良くならず、ますますおかしな方向に進むように見えるのだろうかと問 […]
2022年2月4日
ー希望の歴史(上・下)ー ルトガーブレグマン著 文藝春秋刊 人間の本質は善か悪か、もし善であるならばなぜ悪に陥るのか、ホッブスとルソーの二項対立を起点に人類の歴史から読み解いた著作です。著者は人類創生からロンドン大空襲、 […]
2022年1月21日
中島岳志著 ミシマ社 「利他には独特のうさんくささがつきまとう」と氏は、利他の本質を、落語「文七元結」、親鸞「悪人正機」、ヒンディー語の与格構文、九鬼周造氏「偶然性の問題」等を例に挙げながら探究しています。「自分がどうし […]
2021年12月27日
ー孤食と共食の間ー 藤原辰史著 ミシマ社 「そもそもすべての食材が商品化を断念して、直接、無料食堂に運ばれるような国があれば。~中略~社会の競争からもれでた人たちがふらっと立ち寄れる食べる場所が増えるとすれば。いったい […]
2021年12月2日
稲垣栄洋著 ちくまプリマー新書 雑草生態学を研究されている稲垣教授が、とてもわかりやすく進化の秘密について説明されています。その中では、「強いものが生き残るとは限らない、弱い生きものが繁栄している」「雑草は弱いが違う強さ […]
2021年10月25日
ボーダレスジャパン社長 田口一成著 PHP研究所 外国人が部屋を貸してもらえない、ミャンマーの農家が生活に苦しんでいる、という社会的課題をビジネスで解決しようと起業された田口社長です。それらが動機となりシェアハウスの運営 […]
2021年9月24日
白石あづさ著 文藝春秋 スーパーボランティアとよばれる尾畠春夫さん。65歳で魚屋をやめ、その後災害のたびに毎月5万5千円の年金から貯めたガソリン代で被災地に向かっておられます。まったく対価を受け取らず黙々と被災者のために […]
2021年5月31日
ラダックから学ぶ ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ著 懐かしい未来の本 なぜ世界はひとつの危機からまた別の危機へと揺れ動くのだろうか。筆者はその問いを抱え、チベット高原のラダックで16年間を過ごします。その結果、自分が属する […]
2021年5月29日
パタゴニアが40年かけて学んだ企業の責任とは イヴォン・シュイナード+ヴィンセント・スタンリー著 ダイヤモンド社 イヴォン・シュイナードさんはパタゴニアの創業者、1950年代後半にロッククライミングのギアをデザイン、製造 […]
2021年5月24日
アルボムッレ・スマナサーラ著 宝島社文庫 「なぜ企業不祥事はなくならのないのか」「なぜ犯罪はなくならないのか」など経営学、犯罪心理学でも根本的な原因に接近できないとあきらめかけた時出会った一冊です。スマナサーラ氏は上座 […]