暮らしの哲学

池田晶子著 毎日新聞出版刊

「本来は、どこまで自分というものを消してゆけるかが人生なのだ。(中略)言わば生きながら死んでゆくのが人生の自然なのだ。哲学は死の学びだと故人は言いましたが、全くその通りだと思います。」と47歳で早逝された池田氏の言葉です。真理のことばを単純明快に優しく面白くエッセイにされています。