「死と生きる」

ー獄中哲学対話ー 陸田真志・池田晶子著 新潮社刊

死刑囚陸田真志氏と哲学者池田晶子氏との書簡集です。池田氏の著書にあった言葉が、獄中の陸田氏に刺さり、彼が池田氏に手紙を書きました。それを契機に手紙のやり取りが始まりました。「死」というものを直視しながら、存在するとは何か、死は存在するか、生きるとは何か、善く生きるとはどういうことか」など真理に触れるメッセージが述べられています。この本により私自身、さまざまな囚われから解放された気がします。