2021年9月24日
白石あづさ著 文藝春秋 スーパーボランティアとよばれる尾畠春夫さん。65歳で魚屋をやめ、その後災害のたびに毎月5万5千円の年金から貯めたガソリン代で被災地に向かっておられます。まったく対価を受け取らず黙々と被災者のために […]
2021年5月31日
ラダックから学ぶ ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ著 懐かしい未来の本 なぜ世界はひとつの危機からまた別の危機へと揺れ動くのだろうか。筆者はその問いを抱え、チベット高原のラダックで16年間を過ごします。その結果、自分が属する […]
2021年5月29日
パタゴニアが40年かけて学んだ企業の責任とは イヴォン・シュイナード+ヴィンセント・スタンリー著 ダイヤモンド社 イヴォン・シュイナードさんはパタゴニアの創業者、1950年代後半にロッククライミングのギアをデザイン、製造 […]
2021年5月24日
アルボムッレ・スマナサーラ著 宝島社文庫 「なぜ企業不祥事はなくならのないのか」「なぜ犯罪はなくならないのか」など経営学、犯罪心理学でも根本的な原因に接近できないとあきらめかけた時出会った一冊です。スマナサーラ氏は上座 […]
2021年5月22日
宇沢弘文 新潮社 「経済は人間のためにある」として短期利益を追求して暴走する市場原理主義に警鐘を鳴らし、人間社会の営みに不可欠な医療や教育、都市と農村の関係、自然環境などを「社会的共通資本」としてその必要性を訴え続けま […]
2021年5月21日
ヴァンダナ・シヴァ著 ナマケモノDVDブック インドの環境活動家、科学哲学博士のシヴァ氏は、有機農業や種子の保存を提唱し、森林や水、遺伝子組み換え技術などに関する環境問題、社会問題の研究と実践活動に携わっておられます。 […]
2021年5月20日
森達也著 角川文庫 ぼくたちが毎日たべている大好きな牛や豚のお肉はどこからどうやって、やってくるのだろう?森達也さんが食べものの由来に故意に無関心を装っている私たち全員に問いかけます。「美味しいものが食べられるのは数えき […]
2021年5月19日
マルクス・ガブリエル著 講談社選書メチエ 現代世界の中で意味のある哲学とは何なのか。ガブリエル氏はそれが「新しい実在論」であり、「すべてを包摂する自己完結した真理など存在せず、むしろさまざまな見方の間を取り持つマネージ […]
2021年5月18日
天才にすら勝てる考え方「クリティカル・シンキング」 DaiGo著 きずな出版 人間心理を追究するメンタリストDaiGoさんが2021年4月に出版された「クリティカルシンキング」についての本です。『自分自身の主張から一歩離 […]
2021年5月17日
柳宗悦著 講談社学術文庫 1889年生まれの宗教哲学者である柳氏は、それまでの大衆から離れ上流階級だけが理解する富貴な”美”を否定し、より”生活に密着した美”=「民藝」として再定義しました。民衆が日々用いる工芸品であり、 […]