悲しみの秘儀

若松英輔著 文春文庫

「哀しみ」「愛しみ」「美しみ」すべて”かなしみ”と読みますが、その意味は変化すると知りました。著者は、「人は悲しみの扉を通じてしか見ることができない地平がある。悲しみを生きることによって「私」の殻を打ち破り、真の「わたし」の姿をかいま見る。」と述べています。若松氏自身、最愛の妻を失った悲しみを通して、多くのコトバと出逢い、救われ、新たな世界を見出した方です。特に多忙な方に大切なものを思い出させる一冊です。