いのちの食べ方
森達也著 角川文庫
ぼくたちが毎日たべている大好きな牛や豚のお肉はどこからどうやって、やってくるのだろう?森達也さんが食べものの由来に故意に無関心を装っている私たち全員に問いかけます。「美味しいものが食べられるのは数えきれない「誰か」がいるから。その「誰か」の支えで、ぼくらの暮らしは続いている。”知って自ら考える”ことの大切さを伝えるベストセラー」です。小学生でも優しく読める工夫がされていますが、私はこの本を大学生たちに薦めています。森達也さんの著作は、クリティカルシンキングの視点に満ち溢れています。